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執筆者の写真出水 享

土木学会インフラメンテナンスプロジェクト賞受賞!


【土木学会インフラメンテナンスプロジェクト賞受賞!】


土木学会インフラメンテナンス総合委員会は、2021 年度にインフラメンテナンス分野 における表彰制度等を創設し、産学官民の連携や住民との協働、管理者間・分野間の横断などによるメンテナンスの取組みのさらなる発展・向上を目指しています。このほど第1回目の受賞の発表があり、「道守養成ユニットの会」が同賞のプロジェクト賞を受賞しました。 プロジェクト賞はインフラメンテナンスにより地域のインフラの 機能維持・向上に顕著な貢献をなし、地域社会の社会・経済・生活の改善に寄与したと認められるプロジェクトを表彰するものです。評価された活動の内容は、長崎発の道守認定者からなる「道守養成ユニットの会」は島嶼が多い地域特性を 踏まえ、地域部会を拠点として、ボランティア活動、自己研鑽や技術支援等を県内産官学の連携をもとに創意工夫しながら取り組んでいることです。授賞式は3月14日、15日開催の第1 回インフラメンテナンスシンポジウムの第 1日目の14日にオンラインで執り行われました。


吉川会長からの受賞コメント

観光ナガサキを支える“道守養成ユニット”でインフラの維持管理手法を学ん で13年になります。今回、土木学会からインフラメンテナンスプロジェクト賞を受賞した理由は、地域発の『道守養成ユニットの会』の多岐にわたる活動(自治体との橋梁合同三者点検、道路のり面点検、道路点検美化活動、道路異常通報 システムの充実、高校生・社会人へのインフラ点検指導、他団体との道守協働、岐阜大学をはじめとする他大学とのME・道守研修など)を評価して戴いたから だと思います。素晴らしい仲間、良き先生方との出逢いが道守活動を長く継続させ、研鑽されたものと理解しております。今後もインフラの老朽化を効果的に防ぐために、組織の代謝を促し、感謝を自覚しながら活動を愉しく興味深く続けていく人財の育成を目指したいと考えています。


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